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富士 (列車)[ふじ]
富士(ふじ)とは、九州旅客鉄道(JR九州)、西日本旅客鉄道(JR西日本)、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東海旅客鉄道(JR東海)が東京駅 - 大分駅間を東海道本線・山陽本線・日豊本線経由で、2009年3月14日のダイヤ改正まで運行していた寝台特急列車(ブルートレイン)である。なお、同日のダイヤ改正で併結する「はやぶさ」とともに廃止された〔 ブルトレ、東京駅から消える 3月に富士・はやぶさ廃止 - 朝日新聞 2008年12月19日〕〔 - 東日本旅客鉄道プレスリリース 2008年12月19日〕〔 - 東海旅客鉄道プレスリリース 2008年12月19日〕。 なお本項では、「富士」としての名称の沿革と、東京と九州東部を日豊本線経由で運転されていた夜行列車の沿革についても記述する。 == 概要 == 1964年10月1日に東京駅 - 大分駅間で運転を開始した。翌年10月には日豊本線経由で西鹿児島駅(現在の鹿児島中央駅)まで延長し、東京駅 - 西鹿児島駅間1,574.2kmを24時間以上かけて運行する日本最長運転の定期旅客列車となった。 1980年10月には運転区間を宮崎駅に短縮、1990年3月には南宮崎駅までに変更されたが、利用者の減少が続き、1997年11月には大分駅まで短縮された。2005年3月には東京駅 - 門司駅間で「はやぶさ」と併結運転を開始したが、運行後期は乗車率が低迷し〔さらば九州ブルトレ 「はやぶさ」と「富士」最終便 - 西日本新聞朝刊 2009年3月14日付・西日本新聞公式サイト 2009年3月15日〕 JR九州によると2007年度の平均乗車率は約20%(1989年時点と比べ約4分の1)〔東京発ブルートレイン「はやぶさ・富士」最終日 - Response. 2009年3月13日〕、1日の平均利用者は百数十人にまで減少し〔寝台特急九州に別れ 大分・熊本―東京「富士」「はやぶさ」来春廃止 - 西日本新聞朝刊 2008年12月20日付・西日本新聞公式サイト 2009年3月15日〕、2009年3月14日に廃止された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富士 (列車)」の詳細全文を読む
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